ドンちゃん 16.5歳で眠るように

こんばんは。

実家で飼っていた雑種のどんちゃんが16.5才で

眠るように死んでしまいました。

最近、頻繁に実家に泊まりにいっていたので

最後の最後に一緒の時間を過ごせてよかったです。

ドンちゃんは元々、実家で幼少時代から飼っていたメスの雑種シャツが亡くなる半年前

に産み落とした最後の一匹でした。

産まれたばかりの時から知っているし、海とか山とか畑とかオトウサンとよくどんちゃんを

連れて出かけていたので思い出がたくさんあります。

やんちゃでおっちょこちょいで人懐こい子で


ポッキーに性格はよく似ているんですけど


繊細なポッキーに比べてとてもワイルドで、


 外で飼っていたのですが

何度も脱走を繰り返していました。



目が見えなくなるおじいさんになってからも数日帰ってこないこともあって

何度かあきらめかけたこともありました。

散歩が大好きで力強くリードをひっぱってシャンとしてたのに 3年くらい前から急に頭も垂れて

背も曲がってしまって見た目も老けてきました。

2年前からは足に力がはいらなくなって

きたのか、歩くこともおぼつか無いほどで、あんなに好きだった散歩も

行きたくなさそうにしてました。

だんだんやせてきて 11キロくらいあった体重も5キロ程になってしまい

最後はご飯が食べられなくなって、夜に苦しそうなかすれた声で泣いてました。

3日前くらいからご飯食べなくなって、ずっと横になっていて 心配なので

誰もいない昼間に一人で看ていました。



歯の隙間からスプーンで水をあげたらピチャピチャとよく飲んでいました。

毛布にくるんで抱きかかえて病院にいったところ

体温が35度しかなくて (普通犬の体温は37~39度で人間より高い)


先生に厳しい。と言われて

注射を打ってもらって また毛布に包んで抱きかかえて車にのってました。

途中、また苦しそうな声でワンワン泣いていました。

家に辿りついて、寝かせたところ、どんちゃんの目が動いてなくて

体も呼吸していないようでした。

水をまたスプーンであげたら さっきはピチャピチャしてたのに

タラーと流れてきて

死んじゃったんだ。

とわかりました。 みんなでワンワンないたけど


 最後は朝起きたら亡くなってたとか気づいたら亡くなってた。てことは避けたかったので


私の腕の中で抱っこされたまま眠るように死んでしまったことは幸せだったのかな



それから、

どんちゃんを綺麗に拭いてダンボールに入れてお花や手紙も入れてみんな集まって

お葬式をしました。





翌日は

榊の森ペット霊園で火葬をしました。

どんちゃんの立派な犬歯も もらってきました。


動物は命が短くて自分より早く死んでしまうから

可哀想なので動物と一緒に暮らさないようにしてる人も

いると思いますが、

マイナスな部分にばかり目を向けないで

家族になれた喜びは人間も犬も一緒に共有できるし

死ぬことそのものより、

そっちの方が大事なことだと思います。



死は避けられない事実なので

淋しいけど、しょうがないし、

一緒に暮らしてゆく日々のなかで 

お互いになにか与えられていければいいですね。

どんちゃんにはいっぱいもらったよ。



どんちゃん、ありがとう。


天国には首輪もリードもないからね、元気いっぱい自由にかけまわってね。







FLATS

自分らしさ=心地よさ を大切にくらしをつくるものづくりをしています

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